アドボ

フィリピンの代表的な家庭料理で、フィリピン人の国民食です。
骨付きの鶏（手羽）か豚（豚足）を使用します。
酢を効かせた調味液に漬け込んでから調理するので酢の効果で肉が軟らかくなり、一緒に入れるニンニクや醤油、ナンプラーの風味がよく染みこんで美味しく食べられます。
この料理はご飯と一緒に盛り付けて食べるのが一般的です。

サテ

東南アジア諸国で広く食べられている串焼き料理です。

小さく切った鶏肉や山羊肉を、ケチャップマニスや食塩、コリアンダーなどの香辛料で作ったタレに漬けこみ、串に刺して炭火でじっくり焼きます。
甘いピーナッツソースとスパイシーさのコンビネーションは、和食にはない独特の味わいです。

イナサル

マング・イナサルというファストフード店でも有名な料理です。
鶏肉に油を吹きかけ、直火で焼き上げた豪快な一品です。
鶏肉をカラマンシー、コショウ、ココナッツビネガーなどでマリネして炭火で焼きます。
そして、カラマンシー、醤油や酢をつけて食べます。
調理も見た目もシンプルですが、このチキンと醤油とカラマンシーのコンビが非常に食欲をそそります。

屋台グルメ

フィリピンの屋台は日本とは違い日常的に出店しており、三度の食事を屋台で済ませる人が大半です。
バスやジープニーの停留所や大通り、学校や市場の近くなどでは、たくさんの屋台が軒を連ねています。
フィリピンは7,000を超える島国ですので、地域によってさまざまな食べ物があります。地域による食べ物の違いを楽しんでください。